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超高齢社会を向かえた現在、多種類の薬剤を服用する患者さんが増加しました。
先日、来院された患者さんは30種類もの薬を3つの診療所から処方されていました。薬の名前を確認したところ、同様成分の胃薬、抗不安薬、降圧剤を5年間重複して服用してきたことがわかりました。これらの薬剤の中には、口が乾く副作用をもつものも多くありました。患者本人は主治医に処方されるまま全ての薬剤を服用していたそうですが、残念ながら、重度のドライマウスになっていました。当診療部に来られた時、主治医と相談の上、同じ薬剤の場合は一種類に絞ってもらい、ドライマウスは軽減しました。この経験から、複数の医療機関の間で投薬内容を確認する必要性を感じました。
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