いらっしゃいませ。こちらでは、本サイトの監修者をご紹介いたします。
ご挨拶
監修者:斎藤一郎(鶴見大学歯学部教授(病理学))photo涙が減少して目が乾くドライアイと同様、最近口の中が乾くドライマウスの症状を訴える人が増えています。日本に約800万人のドライアイ患者さんの多くがドライマウスに起因する症状を呈するとの報告や、欧米の疫学調査では人口の25%が本症に罹患しているとの結果から算出すると本邦では3000万人の潜在患者がいることになります。しかしながら、本症の受け皿となる医療機関は少なく、患者さんはどの科を受診すれば良いのか分からないのが現状です。ドライマウスは歯科医療従事者が適切な処置をする事により症状を緩和し、進行を止めることが出来ます。
そのような社会的背景の中、困っておられる患者様を受け止める医療者を出来るだけ多くしたいと願い活動を続けております。

私たちは2002年「ドライマウス研究会」を設立し、現在約4600名の会員の方々と全国的な普及活動を展開しています(「ドライマウス研究会」ホームページ http://www.drymouth-society.jp/)。本会では、講習会やセミナーを通して本症の対処法等を紹介する活動を行っており、またさらに、マスメディアを通じて全国的なドライマウスに関する知識の普及活動を行ってきています。

また、患者様同士の情報交換や提供の場として「ドライマウス患者友の会」を設立し、約800名の友の会の会員の方々と共に活動しています。 口腔乾燥で日常生活に支障があったり、なんとなく気が晴れないといった患者様にとって、本格的に情報提供を行うWEBサイトの『ドライマウスオアシス』が、少しでも心の支えとなりお役に立てればと考えております。
プロフィール
斎藤一郎 
鶴見大学歯学部教授
鶴見大学歯学部附属病院

1954年 東京生まれ。
専門は自己免疫疾患ならびに唾液腺の再生機構の解明。
日本大学歯学部助手、米国スクリプス研究所研究員、東京医科歯科大学難治疾患研究所(ウイルス・免疫疾患部門)助教授、徳島大学歯学部助教授を経て2002年より現職。
2008年より4年間、鶴見大学附属病院院長を歴任。
口腔乾燥症を呈するシェーグレン症候群の研究に長年従事し、ドライマウス研究会を主宰するとともに、抗加齢歯科医学研究会の代表も務め、歯科領域からのアンチエイジング医学の普及も行っている。
2002年12月には鶴見大学歯学部附属病院に「ドライマウス外来」を開設し、現在までに多くの患者様を受け入れている。

受 賞
平成14年 日本歯科基礎医学会 ライオン学術賞
平成15年 日本病理学会 学術研究賞(A演説)
平成23年 日本シェーグレン症候群 学会賞

役 職
ドライマウス研究会 代表
抗加齢歯科医学研究会 代表
日本抗加齢医学会 理事
厚生労働省難治性疾患克服研究事業分担研究者

著 書
分担執筆:シェーグレン症候群診療ガイドライン2017年版
(株式会社診断と治療社 2017年)
編著・分担執筆:超高齢社会におけるドライマウスへの対応ーいま、ドライマウスにどう取り組むべきか
(株式会社ヒョーロン・パブリッシャーズ 2017年)
監修・分担執筆:ドライシンドロームの基礎と臨床
(メディカルレビュー社 2016年)
単著:幸せを引き寄せる笑顔の法則
(誠文堂新光社 2016年)
分担執筆:健康に長生きしたけば1日1曲歌いなさい
(株式会社アスコム 2015年)
分担執筆:第3版 EBウィルス 自己免疫疾患(間節リウマチ、Sjogren症候群)
(診断と治療社 2015年)
分担執筆:コエンザイムQ10の基礎と応用 応用編 9口腔疾患
(丸善プラネット株式会社 2015年)
分担執筆:非侵襲的検体検査の最前線ー唾液検査・呼気検査を中心にー
(シーエムシー出版 2015年)
分担執筆:シェーグレンと共に vol.2 患者篇
(前田書店 2011年)
単著:「食べる力」を鍛えてピンピン元気 健康長寿の秘訣とその実践法
(東洋経済新報社 2010年)
単著:口からはじめる不老の科学
(日本評論社 2009年)
分担執筆:雑学読本 NHKためしてガッテン13 口内炎
(NHK出版 2009年)
分担執筆:ドライアイ&ドライマウス
(永末書店 2009年)
分担執筆:シェーグレン症候群の診断と治療マニュアル
(診断と治療社 2009年)
分担執筆:これで解決!! ドライマウス
(永末書店 2009年)
分担執筆:口腔の病態を診る
(デンタルダイヤモンド 2009年)
分担執筆:やさしいシェーグレン症候群の自己管理
(医薬ジャーナル 2008年)
分担執筆:EBウイルス 臨床自己免疫疾患(関節リウマチ、シェーグレン症候群)
(診断と治療社 2008年)
分担執筆:名医が解説する症状からわかる病気の本
(角川SSコミニケーションズ 2008年)
分担執筆:保健指導者ハンドブック
(社会保険研究所 2008年)
分担執筆:セルフ・メディカ 予防と健康の事典
(小学館 2007年)
単著:「現代病」ドライマウスを治す
(講談社 2007年)
編著:歯科医師・歯科衛生士のためのアンチエイジング医学入門
(永末書店 2007年)
編著:口腔から実践するアンチエイジング医学
(医歯薬出版 2006年)
分担執筆:口腔外科ハンドマニュアル'06
(クインテッセンス出版 2006年)
Fox, R. I., Saito, I.: Sjögren's syndrome, autoimmune diseases of the skin
(Springer Wien New York., 261-289, 2005.)
分担執筆:唾液による健康づくり
(日本歯科評論 2005年)
分担執筆:看護で役立つ 口腔乾燥と口腔ケア 機能低下の予防をめざして
(医歯薬出版 2005年)
単著:不老は口から アンチエイジング最前線
(光文社 知恵の森文庫 2005年)
単著:ドライマウス あなたの口、乾いていませんか?
(日本評論社 2003年)
分担執筆:乾燥するカラダ
(宝島社新書 2002年)
ドライマウス普及活動及びメディア一覧 活動
1990年11月日本シェーグレン症候群研究会設立を提案、第1回研究会開催
2002年10月ドライマウス研究会設立
 第1回ドライマウス講習会開催 KDDIホール 以後年2〜3回開催
他、ドライマウスに関する全国講演多数
テレビ・ラジオ
テレビ・ラジオ掲載一覧(ドライマウス研究会ホームページ)
新聞
新聞掲載一覧(ドライマウス研究会ホームページ)
雑誌
雑誌掲載一覧(ドライマウス研究会ホームページ)
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